暇が多すぎます

倉知淳『星降り山荘の殺人』…(いい意味で)ふざけた内容なのかと思いきや、トリック自体はしっかりとしたものでした。変な癖もなく読みやすかったです。
折原一『鬼面村の殺人』…こちらはかなり癖のある感じ。舞台が魅力的ですし、トリックもかなり異質。いかに自分が読みとばしている部分が多いかを痛感させられます。
養老孟司森毅『寄り道して考える』…対談集というより、2人による短いエッセイを交互に読んでいる感じ。頭の良すぎる人って嫌みにもならないですねぇ。

ミステリィ三昧

横溝正史『獄門島』…ちょっともって回った感じはあるものの、トリックは斬新で、古典と言われなければわからないです。たまにはこういう時代がかったものも面白いですね。
乃南アサ『窓』…『鍵』の続編。赤川次郎チックなシリーズですね。
今邑彩『大蛇伝説』…ストーリーとしては悪くないんですけど、よくわからない神話へのこだわりが邪魔して間延びしている感じがします。

サボり気味

気付いたら2ヶ月以上投球してませんでした。せっかく新しいボールバッグもシューズも買っていたというのに…。
ということで、今日は午後時間ができたので一人で近くのラウンド1に行ってきました。アプローチにポップコーンが落ちているようなレーンではさすがに新しいシューズをためす気にはなりません(笑)。
気持ち良く切れるレーンでハイゲーム237、アベレージも180と好調でした。

復活

藤沢周平蝉しぐれ』…時代小説は久しぶりでした。特に前提となる知識もいらないのでさくさくっと。長編にチャレンジする気力は今はありません。
東山彰良『ラム&コーク』…タイトルにもひかれて購入したのですが、あらすじが複雑で、最後までよくわかりませんでした。「このミス大賞」の中では外れかも。
帚木蓬生『閉鎖病棟』…圧倒的に暗いのですが、そこがあまり気にならない世界。非現実ですからこれでいいのです。どこかのサイトで誉められていたので読んでみました。
高橋治『星の衣』…2人の女性の人生がどこで交差するのかが気になってどんどん読み進めていく感じ。特に激しい展開のない大作でした。

ペースダウン

清水義範『お金物語』…遺産相続とか色々とテクニックがあるのでしょうが、あまりそういうことを考えても仕方のない身なので気楽です。そういえば先日先輩が生前贈与を受けるとか言ってましたけど、何か面倒臭そうでした(笑)。
DSを通勤電車でやるのは嫌ですが、旅行中なら可。しばらくは読書のペースが落ちるかもしれません…。

乱読

貫井徳郎『転生』…ファンタジーっぽい始まり方が何時の間にやらミステリィになっているというところがベテランの味という感じがするなぁ、と思ったら、意外にも若い人でした(笑)。
清水泰博『京都の空間意匠』…何気なくあちこちの寺社を訪れていますが、こういう見方をすれば違う楽しみ方ができるのだろうなぁ、とちょっと参考になりました。今後ちょこちょこガイドブックがわりに使っていこうと思います。

乱読

旅行中は読書が進みます。
恩田陸『象と耳鳴り』
井上夢人『メドゥサ、鏡をごらん』
宮部みゆきパーフェクト・ブルー
東野圭吾『手紙』
雫井脩介『白銀を踏み荒らせ』
井上夢人の作品は気持ち悪いです。見事な流れでした。
宮部さんの作品は久しぶりに読みました。こんなのあったんですねぇ。
雫井さんの作品は破天荒。暗くないのがいいですね。