まとめ

この週末に読み終わった3冊。
重松清『疾走』…全編通じてどよーんとした雰囲気に包まれた作品ながら、ついついページをめくってしまうのは、キャラクターの魅力なのでしょうか。人間の弱さというのをある意味極端に描いた作品でした。何だかんだで重いです。
川村湊満洲鉄道まぼろし旅行』…鉄道マニアとしては何となく気になる満鉄。その全容に少しではありますがふれることができる作品です。一部の人にとっては理想の国家だったのでしょうか。少なくとも鉄道技術についてはそう言えるのかもしれません。
乃南アサ紫蘭の花嫁』…最後の展開が早すぎてよくわかりませんでした。伏線が多すぎます。ある程度読んでいたつもりではあったのですが…。面白かったです。